
エディブルフラワーを始めたキッカケ
自家製レモンバーベナの香豊かなブレンドハーブティをいただきながらお話をお伺いいたしました。
脇坂さん曰く、観賞用のお花の栽培は、実はもう35年程されているそうです。
エディブルフラワーの存在は、20年程前からご存じで、実際に味見をして食べたりということをされていたそうです。
そんな中、食べられるお花、エディブルフラワーを栽培するキッカケが訪れます。
それが、2011年3月に起きた東日本大震災。
支援物資の依頼に対して、観賞用のお花を育てられてた脇坂さんには、供給する食料がなく、大変無力感を感じられたそうです。
それは、観賞用のお花の栽培を止めてしまおうと思う程だったそうです。
しかしその後、転機が訪れます。
岩手県へ植栽のボランティアへいったところ、ある若い青年の言葉が脇坂さんの心に響きます。
それは、「震災直後は、物資が必要だけれど、落ち着いてくれば癒しが必要になる」と。
その時、以前からなんとなく可能性を感じていた食べるお花、エディブルフラワーと癒しがつながり、エディブルフラワーの生産を決意されます。
そして、現在では、全国へ配送されております。
今後はハイビスカスやハーブ等も
現在、エディブルフラワーの他に、お茶用のハイビスカス、レモングラス、レモンバーム、オレガノ、ニットキャップ、ボックセージ、レモンバーベナ等を育てられております。
そして、ここに着て是非見学してもらいたいともお話しされてました。
今回、何のご縁もなかったのですが、快く承諾してくださったこともあり、この言葉は、私にとって本当に感動致しました。
そして、調子に乗って、エディブルローズの栽培もお願いしてしまいました…
※左:手作りハーブ乾燥器 右:自家製ハーブティ
季節に左右されないエディブルフラワー
通常、エディブルフラワーは開花時期があるので、それ以外の時期は出荷することができません。
そこで、阿賀野市の建築や照明等の地元の企業が協力して、市のバックアップ受け、廃校を利用した、植物工場にて、エディブルフラワーの生産を始められました。
これなら1年を通して栽培ができます。
現に、パンジーは、8月には咲いていないはずですが、植物工場では、しっかりと咲いていました。
ただ、欠点もあり、廃校なので、従業員の方が怖がっているとか…
さらに、今後は、市の方で、フリーズドライの機会の導入を検討されているそうで、脇坂さんの地元への思いが、どんどん形になって大きくなっていると感じました。
そして、この後、脇坂さんがエディブルフラワーを届けておられるスワンレイクというレストランをご案内していただきました。
脇坂園芸よりエディブルフラワー購入方法
感動と癒しを与える、お花畑の様なエディブルフラワーのパックです。
脇坂園芸HP
http://www.wakisaka-engei.jp/
FAXにて購入できますので、ホームページよりお電話でお問合せくださいませ。
エディブルフラワー専門店HanaLabo
http://edibleflower.jp/
※生産者が選べる通販サイト(8月末OPEN予定)
【イベント】花を食べる!vol.2 ~楽しむエディブルフラワー~
https://www.facebook.com/edibleflower.society/
※2016年9月21日東京開催です。