
先日、キンモクセイを買いにいったのですが、キウイみたいなものが棚に並んでいたので、何かと思ったら「羅漢果(ラカンカ)」でした。
羅漢果は、甘味料として使われており、トシヘルシースイーツで紹介されている自然派甘味料「ラカント」の原料としてが気になっていたので、好奇心から購入して作ってみました。
羅漢果とは
羅漢果とは、中国の桂林という場所が主な産地のウリ科の植物です。
名前の由来は、この果実に薬効があることを発見した羅漢という医師の名前だと言われています。
羅漢果を乾燥させて煎じて飲むことで、あらゆる病の予防と治療に効果を発揮する「不老長寿の神果」といわれ、古くから漢方として親しまれているそうです。
羅漢果の甘みについて
甘味料はたくさんあり、目的によって細分化されていてとても勉強になります。
羅漢果の甘みは、砂糖の300~400倍と言われており、
成分は「テルペングリコシド配糖体」という食物繊維で、体内では吸収されない性質を持っており、“低カロリー”、“低GI値”という特徴があります。
また、ビタミンEや、鉄、カルシウム、リン、マグネシウムなどのミネラルを含んでいます。その他、活性酸素を除去する働きがあり、老化防止に効果的だということです。
羅漢果を煮詰めてみる
羅漢果1個を適当に砕き、1Lの水で煮てみました。
濃度を濃くしたかったので180g(結果的に)になるまで煮詰めてみました。
飲んでみた感想としては、ステビアのような感じで。
甘いのは驚きですが、少し苦みがあり、後味はスッキリです。
お湯を足して、お茶として味わっても美味しいと思います。
そして、作った羅漢果エキスで愛玉子を食べてみました。
クコの実と龍眼も加え、天然の漢方スイーツっぽくしてみました^^
コーヒーに入れても美味しいです。
なかなかこの甘さ、恋しくなる甘さですね。
自分で作って味を確かめたレポートでした。
<<参考サイト>>
砂糖以外の甘味料について
https://sugar.alic.go.jp/japan/fromalic/fa_0707c.htm
羅漢果の魅力(サラヤ株式会社)
http://www.lakanka.jp/