
スピルリナと言えば、最近では、スーパーフードとしてとても話題となっているので、ご存じの方も多いかと思います。
「生スピルリナでフォレストグリーンスムージー」の記事にてご紹介もしております。
今回ご紹介させていただきます「リナブルー®」は、スピルリナの青色素、フィコシアニンを抽出して商品化した、食品添加物の天然着色料です。
液体と粉末がある、使いやすいです。
とても綺麗な色が出せるので嬉しくなります。
使い方としては、
①食品に対して、0.01%~0.1%程度の割合で添加する。
②赤、黄色等、他の色素と混ぜることで、中間色が得られる。
③効果的な着色方法は、練り込みが良い。
着色が目的ですので通常のスピルリナとは、用途が異なります。
よく使われている他の青色素
青色素は、他に合成着色料の青色1号、天然着色料のクチナシ色素がございます。
青色1号は、石油から化学合成して作られており、駄菓子やシロップ、リキュールに使われています。
一方、クチナシ色素は、アカネ科クチナシの実から得られる色素で、黄、青、赤があり、栗きんとんの色づけや、ラーメンやシロップ、リキュール、アイスクリーム等に使われております。
クチナシ青色素と比較すると、スピルリナ青色素の方が鮮やかで明るい色をしております。
あのガリガリ君ソーダ味にもスピルリナの青色素が使われております。
また、余談ですが、生スピルリナからも偶然にですが、フィコシアニンを抽出できる時がありますよ。
<< 参照記事 >>
リナブルー® DICライフテック株式会社様
http://www.dlt-spl.co.jp/business/spirulina/linablue.html
東京都福祉保健局 着色料
http://www.fukushihoken.metro.tokyo.jp/shokuhin/shokuten/chakushokuryo.html